鎌倉は、源頼朝が幕府を開いてから1333年に滅亡するまでの約150年にわたり、武士が政権を握った武家政権誕生の地です。三方を山に囲まれ、正面に海が広がる鎌倉には、今なお、幕府の象徴である鶴岡八幡宮をはじめとする社寺や切通しなど、往時の雰囲気を偲ばす史跡が残ります。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送で、これまで定番だった観光地はもちろん、ドラマの主人公である北条義時をはじめ、鎌倉殿を支える13人の重臣たち、そして頼朝、頼家、実朝と継承された鎌倉殿のエピソードやゆかりの場所などに注目が集まりました。
「鎌倉殿×13人の重臣たち~鎌倉時代をめぐる旅~」では、鎌倉殿と義時を中心に、関連する事象、人物、史跡、周辺観光施設などを広く紹介しています。鎌倉のまち歩き、再発見の旅にお役立てください。
治承4年(1180)、源頼朝は平家打倒の兵を挙げます。そのはじまりは、僅かな兵からなる「反乱軍」でしたが、勢力は瞬く間に膨れあがり、新たな政権「鎌倉幕府」を創り上げていきました。頼朝のもとに集った人々は、自らの主の意を込めて、頼朝を「鎌倉殿」と呼びます。頼朝の死後、息子頼家が鎌倉殿を継承しますが、その地位は決して安定したものではありませんでした。この鎌倉殿を支える存在として選ばれたのが、北条義時をはじめとする13人の重臣たちでした。彼らは9人の東国武士と4人の文筆吏僚で構成されていました。
源頼朝が幕府を開いて以降、鎌倉が武家の都として隆盛したことは知っていても、鎌倉時代150年のさまざまな出来事について、実はよく知らないという人も多いのではないでしょうか。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」登場人物ゆかりの地である鎌倉市では、その時代背景や人物の魅力をお伝えする取組みとして「広報かまくら」で「鎌倉殿通信」を連載しました。
鎌倉殿を支えた13人の重臣の人物像やゆかりの地をお手元でご覧いただくため、鎌倉市では鎌倉殿を支えた13人の重臣ガイドブックを作成しました。印刷してご活用ください。
鎌倉市内にある鎌倉殿と13人の重臣たちのゆかりの地をご紹介します。
1.鎌倉駅周辺 | 5.稲村ガ崎・七里ガ浜・腰越 |
2.金沢街道周辺 | 6.鎌倉山・西鎌倉・深沢 |
3.大町・材木座 | 7.北鎌倉駅周辺 |
4.由比ガ浜・長谷・極楽寺 | 8.大船駅周辺 |
比企 能員 |
三浦 義澄 |
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足立 遠元 |
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三善 康信 |
二階堂 行政 |
>>「鎌倉殿・13人の重臣ゆかりの地 周遊マップ」のダウンロードはこちら [PDFファイル/2.32MB]<<
(2022年1月版)
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」<外部リンク>
2022年1月スタートのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」公式サイト