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【1月4日】手斧始式(鶴岡八幡宮)


手斧始式

1180(治承4)年に鶴岡八幡宮を建てたときや、1191(建久2)年の大火で焼けた鶴岡八幡宮の社殿を源頼朝が再建する際に、船で由比ヶ浜に運ばれた材木を、一の鳥居付近から大工達が「鎌倉天王謡」を歌いながら鶴岡八幡宮に運んで木造りしたという御柱引きの故事に因む神事。

若宮大路の二の鳥居から神職の先導で、鎌倉の建築業の人々が木遣音頭を勇ましく歌いながら御神木を舞殿前に設営された祭場まで運びます。神職による祭儀が行われた後、烏帽子・直垂など古式ゆかしい姿の大工職が、木材を平らに削るために用いる「手斧」を振り、「さし」を使って寸法を定め、鋸を引き、墨を打ち、かんなをかけるという、現在では目に触れる機会の少ない一連の作業の動作を古風な道具を使って再現します。

昔から重要な工事に先立って行われていましたが、今は、古儀保存の意味と年間を通して行われる営繕の事始めの儀式として、さらには鎌倉全体の建築業者の工事始め式として1月4日に鶴岡八幡宮で行われる、大工職の伝統を伝える行事です。

基本情報

日時

2024年1月4日(木曜日)
13時~

場所

鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下2-1-31)

お問い合わせ

鶴岡八幡宮
Tel:0467-22-0315