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大倉幕府跡


 ookura

雪ノ下3丁目にある清泉小学校の側に「大蔵幕府跡」の石碑があります。大倉幕府跡の石碑は源頼朝の墓(西御門2)から少し金沢街道に向かって歩いた場所にあり、そこを中心に、東御門、西御門、金沢街道に囲まれた地域に、将軍御所、公文所(後の政所の一部局)、問注所など幕府の主要施設が置かれたと考えられています。大倉幕府跡は、現在の清泉小学校とその周辺の住宅街が所在地とされていますが、明確な範囲は確定していません。源頼朝は1180(治承4)年10月に鎌倉に入ると、大倉郷に御所を建てました。それ以降、源頼家、実朝と続き、1225(嘉禄元)年に源頼朝の妻・北条政子が亡くなり幕府が宇都宮辻子に移るまでの45年間、この地が鎌倉幕府の中心でした。ここが最初の御所で後に「大蔵幕府」と呼ばれるようになりました。

基本情報

住所

鎌倉市雪ノ下3丁目6-26

行き方

JR鎌倉駅東口から徒歩20分