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旧諸戸邸(長谷子ども会館)


旧諸戸邸のヘッダー

きゅうもろとてい
【日本遺産042】

日本遺産ロゴマーク

国登録有形文化財、鎌倉市景観重要建築物等

 

住宅街にある明治期の小さな洋館です。
株式仲買人として財を成した
福島浪蔵の別邸として
1908(明治41)年に建てられました。
 

その後、
1921(大正10)年に諸戸清六別邸となり
1980(昭和55)年に鎌倉市に寄贈されました。

 

旧諸戸邸の写真1


外観は、バルコニーの柱に
ギリシア建築の様式を取り入れ
メダリオン飾りが付けられており
ドア枠と窓枠には
手の込んだ装飾が施されるなど
きわめて華麗です。
 

また、内部も古典的な雰囲気が感じられます。
大正期や昭和初期の建物には通常見られない
大変手の込んだクラシックな意匠を
内外部にとどめており
造形意匠の密度においては
県内でも最高のものです。

 
旧諸戸邸写真2
 

関東大震災にも建物は
健在で震災時の救療本部としても
用いられました。
 

鎌倉市は取得後、
プレイルーム等に用いる木造平家を増築して
地域の子どもたちが自由に遊べる
「子ども会館」として活用してきましたが
2018(平成30)年4月に閉鎖しました。
 

旧諸戸邸の写真4

 
現在は内部へは入れませんが
当時の華やかな建築様式をもつ外観を
見ることができます。

 

旧諸戸邸の写真3

基本情報

住所

鎌倉市長谷1-11-1

電話番号

鎌倉市 都市景観部都市景観課
TEL:0467-61-3477

行き方

江ノ電「長谷駅」または「由比ヶ浜駅」から徒歩5~6分