鎌倉幕府最高権力者であった北条高時公が自刃し鎌倉幕府が滅亡した5月22日に、北条氏鎮魂のため、徳崇大権現としてお祀りされている御神像を権現堂から本堂にお迎えして大般若経を転読し、歌舞音曲が奉納されます。
大般若経の正式名称は「大般若波羅蜜多経」といい、三蔵法師玄奘がインドから持ち帰った経典を翻訳したもので600巻にも及びます。
この大般若経を流し読むことを「転読」といい、舞うように流し読みされた経典の風に当たると、大変ご功徳があるとも言われています。
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