正宗工芸美術製作所
施設概要
日本刀剣史上もっとも著名な刀工の一人であり、鎌倉時代末期に「相州伝」と呼ばれる作風を確立した五郎入道正宗の技術を引き継いでいる正宗工芸。
正宗工芸の創業は鎌倉時代末期(正応の頃)と伝わります。
当時、鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の招きにより、日本各地から鎌倉に数々の刀工が集まり、鎌倉鍛冶の基礎を築きました。相州伝の祖である五郎入道正宗は、京・粟田口の刀工である行光の子に生まれ、当時の国状に従って従来の作風に改善を加え、相州独特の作風を生み出しました。
正宗後、五代目の刀工廣正は、小田原北条氏に仕え、二代 氏綱より綱の一字を賜り綱廣と名乗り、以来、旧正宗工芸は、徳川家の御用鍛冶として栄えました。
昭和に入り、刀剣製造はもとより、刀の切れ味を加味した刃物及び鉄工芸品の製作を始めました。
古来より刀剣や刃物は“先を切り開く”縁起の良いものとされ、正宗工芸の刃物は、プロの料理人から家庭の主婦まで、またお祝いの引き出物、記念品として、多くの方々にご愛用頂いております
(鎌倉プロモーションフォトコンテスト2024 入選作品)
正宗工芸では事前予約にて鍛錬見学/体験、拝刀体験/居合体験を受付けております。
お電話かEメールinfo@sword-masamune.comにてお問い合わせください。
また通常作業風景はいつでも見学していただけます。
*日本刀剣史では、山城国・大和国・備前国・美濃国・相模国の刀剣の特徴的な作風それぞれを「山城伝」「大和伝」「備前伝」「美濃伝」「相州伝」と称し、これらを総称して「五箇伝」といいます。正宗はこのうちの「相州伝」の代表的刀工です。
電話番号
0467-22-3962
住所
鎌倉市御成町13-29
*JR「鎌倉駅」から徒歩3分
駐車場
なし
営業時間
11時00分~16時00分
定休日
火曜日
公式サイト
https://www.sword-masamune.com/<外部リンク>